Googleの折りたたみスマホ「Google Pixel Fold」。
個人的に初めての折りたたみスマホということもあり、使うのをとても楽しみにしていました。
本記事では、Google Pixel Foldを実際に使って感じたメリット・デメリットをまとめています。
Google Pixel Foldが気になっている人は、参考にしてみてください。
YouTube動画でもGoogle Pixel Foldのメリット・デメリットについて話しているので、合わせてチェックしてみてください!
Google Pixel Foldを実際に使って感じたメリット
Google Pixel Foldを実際に使って感じたメリットについて書いていきます。
カバーディスプレイが使いやすい
Google Pixel Foldのカバーディスプレイは5.8インチで横長のデザインになっていて、普通のスマートフォンに近い間隔で使うことができます。なんとも絶妙なサイズです。
ゆっくりと動画や本を楽しむとき以外は、折りたたみの状態で使うことが多いので、カバーディスプレイの使いやすさは、Google Pixel Foldの大きなメリットだと感じました。
スマホスタンドがなくても動画などが見やすい
Google Pixel Foldでは、ノートPCみたいな形状で使うことができる「テーブルトップモード」や、テントのような感じで置いてカバーディスプレイで表示する「テントモード」が使えます。
なので、スマホスタンドがなくても動画視聴などがしやすいです。
テーブルトップモードやテントモードが使えるのは、折りたたみスマホならではのメリットです。
側面指紋認証が結構快適
Google Pixel Foldは指紋認証と顔認証に対応しています。
指紋認証は側面の電源ボタンでやるタイプになっていて、結構精度がいいです。
Google Pixel 7 Proの画面内指紋認証よりも精度がよくて使いやすいと思いました。
ズボンのポケットに入れて持ち運べる
大きいスマホはズボンのポケットに入れて持ち運ぶが難しいことが多いですが、Google Pixel Foldは縦の長さがそこまで長くないので、ものすごく余裕があるわけではないですが、一応ズボンのポケットに入れることができます。
個人的にはスマホをカバンなどに入れて持ち運びたくないので、ズボンのポケットに入るこのサイズ感は、とてもいいなと思いました。
アプリの2分割表示が大きくて見やすい
アプリの2分割表示は普通のスマホだと小さくて見にくいですが、Google Pixel Foldを開いた状態で2分割表示すると画面が大きいので、それぞれの情報がとても見やすくてかなり便利です。
漫画が読みやすい
Google Pixel Foldを開いた状態だと見開きで読めるので、紙の本で読んでいるのに近い感覚で読むことができます。
なので、普通のスマホで漫画を読むよりも、かなり快適に読むことができます。
大きい画面でゲームをすることもできる
こちらの画像はスペースファンタジーRPG『崩壊スターレイル』を外側のカバーディスプレイで表示しているときの画面です。
こちらが開いた状態の内側のディスプレイで表示したときの画像です。
ゲームの対応状況にもよりますが、こんな感じで大きな画面でゲームを楽しむことも可能です。
状況に合わせて開いた状態、閉じた状態を選んで遊べるのはいいなと思いました。
開いた状態だとQWERTY入力がしやすい
開いた状態でQWERTYキーボードを表示すると、こんな感じでキーが左右によったレイアウトになります。
両手持ちして親指で入力できるので、かなり入力しやすいです。
Google Pixel Foldを実際に使って感じたデメリット
Google Pixel Foldを実際に使って感じたデメリットについて書いていきます。
重たい
Google Pixel Foldの重さは約283gでかなり重たいです。
短時間であれば問題ないですが、長時間になると結構つらくなる重さだと感じました。
開いているときは両手で持つことが多いので、片手のときより重さは気にならないです。
開いた状態だと顔認証できない
Google Pixel Foldの顔認証は閉じている状態のときだけ使えます。
指紋認証があるので開いている状態でも問題なく使えますが、できれば開いた状態でも顔認証が使えると便利だなと思いました。
開いた状態に対応できていないアプリがある
開いた状態に最適化されていないアプリが結構あります。
例えばTwitterだと、こんな感じで左右に黒い空白が表示されるような感じになります。
これは時間が経てば徐々に解消されていくとは思いますが、現状だとアプリの対応状況はまだまだといった感じなので、ここはデメリットになると思います。
価格が高い
これは使った感想とはちょっと違いますが、253,000円という価格の高さはGoogle Pixel Foldの大きなデメリットです。
スペックが現時点で最強クラスのスペックというのであれば、まだ納得できる部分もありますが、Google Pixel FoldのCPUはGoogle Pixel 7シリーズと同じGoogle Tensor G2です。
253,000円という他の折りたたみスマホと変わらない価格で出してくるのであれば、Google Tensor G3を載せて、現時点での最強クラスのスペックで出してほしかったです。
Google Pixel Foldのメリット・デメリットまとめ
- カバーディスプレイが使いやすい
- スマホスタンドがなくても動画などが見やすい
- 側面指紋認証が結構快適
- ズボンのポケットに入れて持ち運べる
- アプリの2分割表示が大きくて見やすい
- 漫画が読みやすい
- 大きい画面でゲームをすることもできる
- 開いた状態だとQWERTY入力がしやすい
- 重たい
- 開いた状態だと顔認証できない
- 開いた状態に対応できていないアプリがある
- 価格が高い
Googleの折りたたみスマホ「Google Pixel Fold」を実際に使って感じたメリット・デメリットについて書きました。
個人的には特に、折りたたんだ状態(カバーディスプレイ)での使いやすさがGoogle Pixel Foldのいいところだなと感じました。
開いた状態では漫画や動画などのコンテンツ視聴もしやすいですし、重さやアプリの最適化など気になる部分はあるものの、これだけのことができるスマホをズボンのポケットに入れて持ち運べるのは、とてもいいなと思いました。
価格を考えると多くの人におすすめできるスマホではないですが、刺さる人には刺さるスマホだと思うので、気になる人はぜひチェックしてみてください。