
2021年2月18日にSoftBank on LINE(仮称)としていたソフトバンクのオンライン専用新ブランドが「LINEMO(ラインモ)」であることが発表されました。
NTTドコモの新料金プランahamo(アハモ)やauの新料金プランpovo(ポヴォ)の対抗プランとして、注目を集めています。
本記事では、「LINEMO(ラインモ)」とはどんなプランなのか?ということやメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
- LINEMO(ラインモ)とは?
- LINEMO(ラインモ)のメリット
- LINEMO(ラインモ)のメリット①:条件なしで月間データ容量20GB+LINEギガフリーが月額2,728円
- LINEMO(ラインモ)のメリット②:月間データ容量3GBのミニプランが選べる
- LINEMO(ラインモ)のメリット③:通話オプションをつけるかつけないか自分で決められる
- LINEMO(ラインモ)のメリット④:eSIM対応
- LINEMO(ラインモ)のメリット⑤:LINEアプリと連携できる
- LINEMO(ラインモ)のメリット⑥:契約事務手数料、SIM交換/再発行、MNP転出手数料、契約解除料がすべて無料
- LINEMO(ラインモ)のメリット⑦:700万種類以上のLINEクリエイターズスタンプが追加料金なしで利用可能
- LINEMO(ラインモ)のメリット⑧:キャリア決済「ソフトバンクまとめて支払い」が利用できる
- LINEMO(ラインモ)のデメリット
- LINEMO(ラインモ)のメリット・デメリットまとめ:デメリットほぼなし
LINEMO(ラインモ)とは?

LINEMO(ラインモ)は、ソフトバンクがLINEモバイルを100%子会社化および吸収合併して、新たに立ち上げるオンライン専用の新ブランドです。
ソフトバンクの自社ブランドとして、ソフトバンク・ワイモバイルと同じネットワーク、同じ品質で各種サービスを利用できます。
LINEMO(ラインモ)の月額料金とプラン内容
ミニプラン | スマホプラン | |
データ容量 | 3GB | 20GB |
月額料金 | 990円 | 2,728円 |
LINEギガフリー | 対応 | 対応 |
データ超過後の | 最大300kbps | 最大1Mbps |
LINEMO(ラインモ)の料金プランは、データ容量が3GBのミニプランとデータ容量が20GBのスマホプランの2つ。
データ容量が3GBのミニプランは月額990円(税込)。コミュニケーションアプリ「LINE」がデータ容量を消費せずに使い放題となる「LINEギガフリー」に対応しています。
データ容量が20GBのスマホプランは月額2,728円(税込)。コミュニケーションアプリ「LINE」がデータ容量を消費せずに使い放題となる「LINEギガフリー」に対応しています。
月間データ容量超過後の通信速度はミニプランが最大300kbps、スマホプランが最大1Mbps。
通話に関しては、国内通話が22円(税込)/30秒。通話オプションは月額550円(税込)で5分以内の国内通話が無料になる「通話準定額」と月額1,650円(税込)で通話時間・回数ともに無制限で、国内通話がかけ放題になる「通話定額」が提供されます。
eSIMにも対応しています。
※「LINEギガフリー」の対象はLINEトーク/LINE通話など。トークでの位置情報の共有・Liveの利用、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など、一部LINEギガフリーの対象外のサービスもあります。
LINEMO(ラインモ)の対応機種
LINEMO(ラインモ)のページで公開されている動作確認した端末は以下のとおりです。最新の情報はLINEMO公式ページにてご確認ください。※2021年10月時点
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone SE(2020・第2世代)
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XR
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone X
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone SE
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPad(第5世代)
- iPad(第6世代)
- iPad(第7世代)
- iPad(第8世代)
- iPad Pro 9.7インチ
- iPad Pro 10.5インチ
- iPad Pro 11インチ
- iPad Pro 11インチ(第2世代)
- iPad Pro 12.9インチ
- iPad Pro 12.9インチ(第2世代)
- iPad Pro 12.9インチ(第3世代)
- iPad Pro 12.9インチ(第4世代)
- iPad Air 2
- iPad Air(第3世代)
- iPad Air(第4世代)
- iPad mini 4
- iPad mini(第5世代)
- OPPO Reno3 A(ワイモバイル)
- arrows U(ソフトバンク)
- Google Pixel 4a (5G)(ソフトバンク)
- Google Pixel 4a(ソフトバンク)
- Google Pixel 5 (ソフトバンク)
SIMロックがかかっている端末は、SIMロック解除が必要です。
なお、LINEMOではスマートフォンの販売がないので、Apple StoreやAmazon、イオシス、ヨドバシカメラなどで購入し、自分で用意する必要があります。
LINEMO(ラインモ)のメリット

- 条件なしで月間データ容量20GB+LINEギガフリーが月額2,728円
- 月間データ容量3GBのミニプランが選べる
- 通話オプションをつけるかつけないか自分で決められる
- eSIM対応
- LINEアプリと連携できる
- 契約事務手数料、SIM交換/再発行、MNP転出手数料、契約解除料がすべて無料
- 700万種類以上のLINEクリエイターズスタンプが追加料金なしで利用可能
LINEMO(ラインモ)のメリット①:条件なしで月間データ容量20GB+LINEギガフリーが月額2,728円
LINEMO(ラインモ)は月間データ容量20GBにコミュニケーションアプリ「LINE」がデータ容量を消費せずに使い放題となる「LINEギガフリー」がついて月額2,728円(税込)。
ソフトバンクと同じネットワーク、同じ品質で各種サービスを利用可能で、4Gだけでなく5Gにも対応しています。
LINEMO(ラインモ)のメリット②:月間データ容量3GBのミニプランが選べる
2021年7年15日より、3GBで月額990円(税込)のミニプランの提供が開始されました。
これにより、20GBのスマホプランと3GBのミニプランから自分の好きな方を選べるようになりました。
LINEMO(ラインモ)のメリット③:通話オプションをつけるかつけないか自分で決められる
LINEMO(ラインモ)では5分以内通話かけ放題がプランに組み込まれていないため、自分で通話オプションをつけるかつけないかを決めることができます。
LINEMO(ラインモ)のメリット④:eSIM対応
LINEMO(ラインモ)はeSIMに対応しています。eSIMだとこれまでのようにSIMカードを差し替えたりする必要もなくなるので、eSIM対応スマホを利用することで乗り換えがより便利になります。
LINEMO(ラインモ)のメリット⑤:LINEアプリと連携できる
LINEMO(ラインモ)を利用しているスマートフォンで、LINEMO公式LINEアカウントを友達追加し、メニューから連携ボタンをタップすることでLINEと連携ができます。
LINEと連携することで、LINEアプリで請求額の確認やデータ容量の確認、データ量の追加購入、契約内容の確認、問い合わせが可能です。
LINEMO(ラインモ)のメリット⑥:契約事務手数料、SIM交換/再発行、MNP転出手数料、契約解除料がすべて無料
契約事務手数料、SIM交換/再発行、MNP転出手数料、契約解除料がすべて無料となっています。これまで必要だった手数料が無料になって、少しでも安く契約できるのはメリットです。
LINEMO(ラインモ)のメリット⑦:700万種類以上のLINEクリエイターズスタンプが追加料金なしで利用可能
700万種類以上のLINEクリエイターズスタンプが使い放題になる「LINE スタンププレミアム(ベーシックコース)」(月額240 円)が、2021年秋以降に追加料金なしで利用できるようになる予定。
LINEで色々なスタンプを使いながらトークを楽しみたい方にとっては、大きなメリットになります。
LINEMO(ラインモ)のメリット⑧:キャリア決済「ソフトバンクまとめて支払い」が利用できる
LINEMO(ラインモ)はキャリア決済「ソフトバンクまとめて支払い」を利用できます。
ソフトバンクまとめて支払いをよく利用していた方でも、安心して乗り換えることができます。
LINEMO(ラインモ)のデメリット

- キャリアメールの持ち運びが有料
- 手続きはすべてオンライン
- 家族割り等の割引がない
LINEMO(ラインモ)のデメリット①:キャリアメールの持ち運びが有料
LINEMO(ラインモ)は、ソフトバンクおよびワイモバイルのメールアドレスを、1メールアドレスにつき年額3,300円で利用可能です。※2022年夏以降、月額払い(330円/月)で提供予定。
LINEMO(ラインモ)に移行した後も、どうしてもキャリアメール(ソフトバンクおよびワイモバイル)を使いたい場合は、余分に料金がかかってしまいます。
LINEMO(ラインモ)のデメリット②:手続きはすべてオンライン
LINEMO(ラインモ)の手続きはWEBサイトやLINEで行う必要があります。
LINEMO(ラインモ)のデメリット③:家族割り等の割引がない
LINEMO(ラインモ)はそのままの料金でかなり安いため、従来のプランにあったような光回線のセット割りや家族割などによる月額料金の割引はありません。
LINEMO(ラインモ)のメリット・デメリットまとめ:デメリットほぼなし

最後にLINEMO(ラインモ)のメリット・デメリットをもう一度まとめます。
- 条件なしで月間データ容量20GB+LINEギガフリーが月額2,728円
- 月間データ容量3GBのミニプランが選べる
- 通話オプションをつけるかつけないか自分で決められる
- eSIM対応
- LINEアプリと連携できる
- 契約事務手数料、SIM交換/再発行、MNP転出手数料、契約解除料がすべて無料
- 700万種類以上のLINEクリエイターズスタンプが追加料金なしで利用可能
- キャリア決済「ソフトバンクまとめて支払い」が利用できる
- キャリアメールの持ち運びが有料
- 手続きはすべてオンライン
- 家族割り等の割引がない
こんな感じです。
LINEMO(ラインモ)のデメリットとして上げた
- キャリアメールの持ち運びが有料
- 手続きはすべてオンライン
- 家族割り等の割引がない
これはぶっちゃけ、デメリットとしてはめちゃくちゃ弱いです。
キャリアメールは、Gmailやヤフーメールで代用できます。
手続きはすべてオンラインというのはむしろ喜ばしいことです。店舗で長時間待たされたりすることなく、スマホやパソコンを使って自分が好きな時間・タイミングで手続きできることを考えればデメリットになりません。
家族割り等の割引がないということに関しては、LINEMOはそのままの料金でかなり安いため、これもデメリットとしては弱いです。
LINEMO(ラインモ)は、欠点がかなり少ない最強クラスの料金プランだと思います。