
iPhone→iPhoneの機種変更は、まず「eSIMクイック転送(近くのiPhoneから転送)」が最短・失敗しにくいです。うまくいかない時だけキャリアの「eSIM再発行(QR/手動入力)」に切り替えればOK。この記事どおりに進めれば、“圏外のまま詰む”確率をかなり下げられます。
iPhone 17世代から「eSIM前提」になって、機種変更の不安が増えた人も多いはず。
でも、やることはシンプルで①事前チェック → ②クイック転送 → ③通信テストの3段構えにするとほぼ事故りません。
クイック転送が出ない場合の“代替ルート”もキャリア別に用意したので、途中で詰まっても戻れます。
※本記事は2026年1月時点の情報をもとに作成しています。キャリア側の画面・受付時間・手数料は変更される場合があります。最新情報は各社公式ページもあわせてご確認ください。
0. 失敗を防ぐチェックリスト(ここだけ必読)
ここを守るだけで、9割の事故は防げます。
- 旧iPhoneは初期化しない(新端末で通信テストが終わるまで)
- 新旧iPhoneを近くに置く(Bluetooth ON / Wi-Fi接続)
- 両方のiPhoneでApple Account(Apple ID)にサインインしている
- 旧iPhoneはパスコード設定あり(ロック解除できる状態)
- iOSはできるだけ最新に(クイック転送は要件がある)
- eSIMプロファイルは「削除しない」(削除=回線が消えるイメージ)
- Wi-Fiがない場所でやるなら注意:eSIMのダウンロードには通信環境が必要(できれば自宅Wi-Fi推奨)
とくに注意:「先に旧iPhoneを初期化しちゃった」「eSIMを削除した」が一番ダメージ大きいです。確認が終わるまでは旧端末を触らない、これが正解。
1. 最短:eSIMクイック転送(iPhone→iPhone)完全手順
通信事業者が対応していれば、キャリアの手続きなしで旧iPhoneから新iPhoneへeSIMを転送できます。
作業の流れは「初期設定中にやる」か「初期設定後にやる」かの2パターンだけです。
1-1. 初期設定中(クイックスタート中)に転送する
- 新iPhoneの初期設定を進め、「モバイル通信を設定」(または「モバイル通信を追加」)が出たらタップ
- 転送する番号が表示されたら選ぶ
※番号が出ない場合は「近くのiPhoneから転送」を選択 - 旧iPhone側に「電話番号を転送」などの表示が出たら続ける
- 確認コードの入力や承認が求められたら、画面どおりに進める
- しばらく待つ → eSIMが新iPhoneに追加されて開通
1-2. 初期設定後に転送する(あとからやる場合)
- 新iPhoneで設定 → モバイル通信へ
- 「モバイル通信を設定」または「eSIMを追加」をタップ
- 転送する番号を選ぶ/表示されない場合は「近くのiPhoneから転送」
- 旧iPhone側で承認 → 必要なら確認コード入力
- ダウンロード完了 → 開通
コツ:クイック転送が途中で止まるときは、たいてい「Bluetooth/Wi-Fi」「端末の距離」「旧端末のロック解除」「iOS条件」のどれかです。焦らず一つずつ戻せばOK。
2. 転送後に必ずやる「通信テスト」(3分でOK)
ここを飛ばすと「家を出てから圏外に気づく」事故が起きます。必ずやってください。
- Wi-FiをOFFにして、Safariでページが開くか(モバイルデータ通信の確認)
- 電話発信テスト(留守電・無料番号などでもOK)
- SMS受信テスト(二段階認証に必須。できれば自分宛にSMS送る)
OKの目安:「Wi-Fi OFFでもネットOK」「発信OK」「SMS受信OK」なら、ほぼ勝ちです。ここまでできたら旧iPhoneの初期化に進めます。
通信テストで「圏外」や「データだけNG」になった人へ: 症状別に原因を潰して復旧する手順はこちら → eSIM移行後にiPhoneが「圏外」になった時の完全チェックリスト
3. クイック転送が出ない/失敗する時の代替ルート(再発行)
3-1. まずは“表示されない原因”を潰す(1分チェック)
- 両方のiPhoneが近くにある(机の上に並べる)
- Bluetooth ON / Wi-Fi接続
- 旧iPhoneのロック解除(パスコードあり)
- Apple Accountに両方サインイン
- iOS要件を満たしているか(Appleは要件を明記)
これでもダメなら、潔く次へ。ここからはキャリア側の「eSIM再発行」ルートが確実です。
3-2. 代替ルートA:キャリアでeSIM再発行 → iPhoneに追加(QR/手動入力)
流れは全キャリア共通で、ざっくりこれだけです。
- キャリアのマイページで「eSIM再発行 / eSIM転送 / 回線切替」を実行
- 新iPhoneで設定 → モバイル通信 → eSIMを追加
- QRコードを読み取り、または詳細情報を手動入力(SM-DP+など)
- 開通 → 通信テストまでやる
QRコードが“別端末なしで読めない”問題:
QRを紙に印刷できない/別スマホがない時は、iPhone側で「QRコードを使用」→「詳細情報を手動で入力」の導線が使える場合があります(キャリアが手動入力情報を出している前提)。
3-3. 代替ルートB:再発行後も圏外なら「ネットワーク設定リセット」まで一気に
- 再起動 → 機内モード ON/OFF
- 設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → リセット → ネットワーク設定をリセット
- それでもダメなら、キャリア側の「回線切替が未完了」や「受付時間外」の可能性があるのでMyページを再確認
4. キャリア別:ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルの手順まとめ
4-1. ドコモ(docomo)
おすすめ:まずはiPhoneの設定からeSIMクイック転送。ドコモは公式で「eSIMクイック転送」手順を用意しています。
- 新iPhone:設定 → モバイル通信 → モバイル通信を設定(または追加)
- 転送する番号を選択 → 旧iPhoneで承認 → eSIMプロファイルをダウンロード → 開通
もしクイック転送が難しい(プロファイル削除済み等)なら、ドコモ公式のeSIM案内に沿って再発行へ。
4-2. au / UQ mobile / povo
注意:au系は受付時間があるため、深夜に詰まることがあります。手続き前に「いま受付中か」を先に確認するのが安全です。
- My au等で「eSIM再発行 / eSIM転送 / 回線切替」
- 新iPhoneで eSIM追加 → 開通 → 通信テスト
「回線切替後、反映に時間がかかる」旨も案内されているため、完了直後は少し待つのがコツです。
4-3. ソフトバンク / ワイモバイル / LINEMO
ポイント:eSIMプロファイルを削除した場合などは「eSIM再発行」が必要。再発行手数料は条件で変わるので、オンラインでできるか先に確認すると安心です。
- My SoftBankでeSIM再発行 → 新iPhoneでeSIM追加 → 開通
- Wi-FiがないとMy SoftBankにログインできない状況もあり得るので、自宅Wi-Fiで作業推奨
4-4. 楽天モバイル
おすすめ:楽天モバイルはiPhoneのeSIMクイック転送について、公式ガイドがかなり丁寧です。基本はガイド通りに進めればOK。
- 初期設定中に「別のiPhoneからの転送」→「番号を転送」
- 旧iPhoneで承認 → 開通 → 通信テスト
5. よくあるトラブル解決(ここだけ見れば戻れる)
5-1. 「近くのiPhoneから転送」が出ない
- Bluetooth ON / Wi-Fi接続 / 端末を近づける
- 旧iPhoneをロック解除(パスコードあり)
- Apple Accountに両方サインイン
- iOSの要件を満たす
- ダメならeSIM再発行ルートへ切替
5-2. eSIMを入れたのに「圏外」
- 機内モード ON/OFF → 再起動
- ネットワーク設定リセット
- キャリア側の「回線切替が完了しているか」Myページで確認
- 受付時間外なら、受付再開後に再度実行(au系は特に注意)
「圏外」の原因をまとめて切り分けたいなら、症状別のチェックリストはこちら → eSIM移行後にiPhoneが「圏外」になった時の完全チェックリスト
5-3. 通話はできるのにデータ通信ができない
- 設定 → モバイル通信 → モバイルデータ通信がONか確認
- デュアルSIMの人は、データ通信に使う回線が想定どおりか確認
- キャリア設定アップデートが出ていないか確認(必要に応じて)
5-4. SMSが届かない(2段階認証が詰む)
- まずは端末再起動
- 回線切替が完了しているかMyページで確認
- 短時間で直らないなら、キャリア側で開通が途中の可能性もあるのでサポートへ
5-5. eSIMプロファイルを誤って削除した
基本は「eSIM再発行」が必要です。削除=回線情報が端末から消えるので、元に戻すには再発行が最短です。
6. 旧iPhoneを売る/譲る前の注意
- 新iPhoneで通信テストが終わるまで旧iPhoneは触らない
- 終わったら「iPhoneを探す」をOFF → Apple Accountサインアウト → 初期化
- 売却前に、写真/LINE/認証アプリなど「引っ越し漏れ」がないか最終チェック
7. よくある質問(Q&A)
Q. 機種変更のタイミングでeSIM移行はいつやるのが正解?
A. 新iPhoneが手元に届いてからが安全です。旧端末で通信できる状態を保ったまま、新端末で開通確認までできるからです。
Q. 外出先でもできる?
A. 可能ですがおすすめしません。eSIMダウンロードに通信環境が必要で、Myページ操作や認証が絡むと詰みやすいです。できれば自宅Wi-Fiで。
Q. デュアルSIM運用だけど何に注意?
A. 「転送する番号」「データ通信に使う回線」を間違えやすいです。転送後に、モバイル通信の設定で主回線/副回線のラベルも整えておくと迷いません。
関連記事
- eSIM移行後にiPhoneが「圏外」になった時の完全チェックリスト(原因別)
- 【実機レビュー】iPhone 17 Proを約4ヶ月使った正直な感想
- 【2026年版】携帯料金プラン比較|データ容量別の最安&おすすめ(キャリア・格安SIM)
- iPhone 17のメリット・デメリット|買うべき人/やめるべき人


