
ソフトバンクの「LINEMO(ラインモ)」と楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI(ラクテンアンリミットシックス)」の違いを比較します。
LINEMOか楽天モバイル
どっちにしようか迷っている人は、参考にしてみてください。
LINEMOと楽天モバイルを比較
LINEMOと楽天モバイルの料金プラン・特徴を表でまとめました。
※価格はすべて税込
LINEMO(ラインモ) | 楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI) | |
月額基本料 | 3GB:990円 20GB:2,728円 | 1GBまで:0円 1GB〜3GB:1,078円 3GB〜20GB:2,178円 20GB以上:3,278円 ※2回線目以降は0GB~3GBまで1,078円 |
データ量超過後の通信速度 | 3GB:最大300kbps 20GB:最大1Mbps | 最大1Mbps |
5G対応 | ○ | ○ |
通話 | 22円/30秒 | 22円/30秒 Rakuten Linkアプリ利用でかけ放題 |
通話オプション | 5分かけ放題:550円 かけ放題:1,650円 | 10分かけ放題:1,100円 |
eSIM | ◯ | ◯ |
家族割またはおうち割 光セット | なし | なし |
店舗サポート | なし | あり |
キャリアメール | ○※有料 | ◯ |
料金はLINEMOが990円から。楽天モバイルは0円スタート
LINEMO(ラインモ) | 楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI) | |
月額基本料 | 3GB:990円 20GB:2,728円 | 1GBまで:0円 1GB〜3GB:1,078円 3GB〜20GB:2,178円 20GB以上:3,278円 ※2回線目以降は0GB~3GBまで1,078円 |
LINEMOは月額990円の3GBプランと月額2,728円の20GBプランの2種類。
楽天モバイルはRakuten UN-LIMIT VIのワンプランのみで、1GBまでなら0円で利用可能。そこからデータ使用量に応じて段階的に上がっていき、20GB以上は3,278円となっています。
1GBまでで抑えることができるなら楽天モバイルが0円なので圧倒的にお得。1GBから3GBまでならLINEMOの方が安く、それ以上になってくると楽天モバイルの方が安いです。
ただ、回線の品質はLINEMOの方が上なので、そこを考慮すると必ずしも楽天モバイルの方が安いからおすすめとは言いにくいところではあります。
データ量超過後の通信速度は、LINEMOの3GBプランが300kbpsと遅い
LINEMO(ラインモ) | 楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI) | |
データ量超過後の通信速度 | 3GB:最大300kbps 20GB:最大1Mbps | 最大1Mbps |
データ容量超過後の速度は、料金が安いLINEMOの3GBプランが最大300kbpsと少し遅く設定されているので、そこは注意が必要です。
楽天モバイルはRakuten Linkアプリ利用で通話かけ放題だが品質は微妙
LINEMO(ラインモ) | 楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI) | |
通話 | 22円/30秒 | 22円/30秒 Rakuten Linkアプリ利用でかけ放題 |
通話オプション | 5分かけ放題:550円 かけ放題:1,650円 | 10分かけ放題:1,100円 |
LINEMOと楽天モバイルの通話料金は22円/30秒で同じですが、楽天モバイルは専用アプリのRakuten Linkアプリを利用すればかけ放題になります。
ただ、通話の品質はかなり微妙。プライベートでの利用であればまだ使えますが、仕事など重要な会話をする場面では使えないと思っておいたほうがいいです。
通話オプションに関してはLINEMOが月額550円で5分かけ放題と月額1,650円でかけ放題。楽天モバイルは月額1,100円10分かけ放題を提供しています。
楽天モバイルの通話オプションを利用すれば、標準の電話アプリで10分かけ放題となるため、Rakuten Linkアプリの通話品質に不満を感じる場合はこちらを利用するのもありです。
楽天モバイルは店舗サポートあり
LINEMOはオンライン専用プランなので、契約・相談などはすべてをネット上で行うことになります。
楽天モバイルはオンラインだけでなく店舗でのサポートを受けられるので、LINEMOと比べると困ったときに相談しやすい環境が整っています。
楽天モバイルはキャリアメールに対応予定。LINEMOは有料
楽天モバイルはキャリメールを提供する予定となっています。
LINEMOは、ソフトバンクおよびワイモバイルのメールアドレスを、1メールアドレスにつき年額3,300円で持ち運び可能です。
LINEMOと楽天モバイルどっちがおすすめ?
LINEMOはこんな人におすすめ
- 3GBプランと20GBプランを状況に合わせて使い分けたい人
- LINEアプリでトークや音声通話・ビデオ電話をよくする人
- キャリア品質の高速通信に魅力を感じる人
- 店舗サポートが不要な人
楽天モバイルはこんな人におすすめ
- 0円運用も可能な柔軟性の高い料金プランに魅力を感じる人
- 楽天回線エリアに住んでいる人
- 店舗サポートが必要な人
LINEMOと楽天モバイルはデュアルSIM運用で使うのもおすすめ

iPhone13シリーズやGoogle Pixel6シリーズなど、新しいスマートフォンは物理SIMとeSIMに対応していることが多いので、デュアルSIM運用が可能です。
持っているスマホがデュアルSIMに対応しているのであれば、LINEMOか楽天モバイルどちらかを選ぶのではなくて、両方契約してデュアルSIM運用で使うのもおすすめです。
LINEMOの3GBプランと楽天モバイルを組み合わせる
例えば、メイン回線をLINEMOの3GBプランにして、サブ回線に楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIでデュアルSIM運用すれば、通話はLINEアプリやRakuten Linkアプリで行い、データ通信をLINEMOのデータ容量3GBの範囲内でやりくりすれば月額990円で利用可能です。
また、LINEMOのデータ容量3GBだけでは足りない・・・となった場合でも、楽天モバイルのデータ通信に切り替えることで、最大無制限まで対応できるようになります。
もし楽天モバイルのデータ通信量を20GB以上使ってしまった場合でも3,278円とLINEMOの3GBプランの990円を足して、月額4,268円で利用できます。※オプションなど別の料金が発生しない場合
上記のような感じで、どちらか片方だけ使うよりもいろいろな状況に対応できるようになるので、LINEMOと楽天モバイルのデュアルSIM運用は、個人的には結構おすすめできる組み合わせの一つかなと思っています。
本記事の内容を参考にしつつ、LINEMOか楽天モバイルかデュアルSIM運用か、どれが自分の用途に合うのか考えてみてもらえたらなと思います。