
知らない番号から何度も電話がかかってくると、出るべきか迷いますよね。
営業電話、迷惑電話、詐欺の可能性がある電話は、できれば着信音を鳴らしたくないものです。
iPhoneには、連絡先に登録していない番号からの電話を消音したり、発信者に用件を確認してから出るか判断したりできる機能があります。
この記事では、iPhoneで知らない番号からの電話を鳴らさない方法、しつこい番号を着信拒否する方法、迷惑電話対策で注意したいポイントを初心者向けにわかりやすく紹介します。
iOSのバージョンによって表示名や場所が少し違う場合があります。見つからないときは、設定アプリの検索欄で「電話」「不明な発信者」「着信拒否」などと入力して探してみてください。
iPhoneで知らない番号からの電話を鳴らさない設定とは
iPhoneには、知らない番号からの着信を減らすための機能があります。
主に確認したいのは、以下の3つです。
- 不明な発信者をスクリーニングする
- 不明な発信者を消音する
- 特定の番号を着信拒否する
「不明な発信者」とは、連絡先に登録されていない番号や、過去にやり取りのない番号などを指します。
知らない番号からの電話をすべて完全にブロックするというより、「着信音を鳴らさない」「用件を確認してから出る」「履歴だけ残す」といった使い方になります。
迷惑電話対策には便利ですが、病院、宅配業者、役所、学校、仕事関係など、大事な電話まで気づきにくくなる場合があります。
設定する前に、よく使う連絡先は登録しておきましょう。
iOS 26では「不明な発信者をスクリーニング」を確認する
iOS 26では、「不明な発信者をスクリーニング」という設定があります。
この設定を使うと、不明な発信者からの電話に対して、iPhoneが発信者に名前や用件をたずねてくれます。その内容を見て、電話に出るかどうか判断できます。
手順は以下の通りです。
- 設定アプリを開く
- アプリをタップ
- 電話をタップ
- 不明な発信者をスクリーニングをタップ
- しない、通話の理由を尋ねる、消音から選ぶ
「通話の理由を尋ねる」を選ぶと、知らない番号からの電話にいきなり出なくても、相手の名前や用件を確認しやすくなります。
「消音」を選ぶと、不明な発信者からの着信音が鳴らず、留守番電話に転送される場合があります。着信履歴には残るため、あとから確認できます。
迷惑電話が多い人は「消音」が便利ですが、大事な電話を見逃すのが不安な人は、まず「通話の理由を尋ねる」から試すのがおすすめです。
「不明な発信者を消音」を使うとどうなる?
iPhoneの不明な発信者を消音する設定を使うと、連絡先に登録されていない番号などからの電話が鳴りにくくなります。
着信音が鳴らないため、迷惑電話に毎回反応しなくてよくなります。
ただし、完全に電話がなかったことになるわけではありません。
多くの場合、以下のような動作になります。
- 着信音が鳴らない
- 留守番電話に転送される場合がある
- 電話アプリの履歴には残る
- 必要ならあとからかけ直せる
つまり、「知らない番号を全部その場で鳴らさないようにする設定」と考えるとわかりやすいです。
不明な発信者を消音する手順
iOSのバージョンによって表示が異なる場合がありますが、電話アプリの設定から不明な発信者の扱いを変更できます。
iOS 26の場合は、以下の手順を確認してください。
- 設定アプリを開く
- アプリをタップ
- 電話をタップ
- 不明な発信者をスクリーニングをタップ
- 消音を選ぶ
これで、不明な発信者からの電話が鳴りにくくなります。
もし「不明な発信者をスクリーニング」が表示されない場合は、iOSのバージョン、地域、言語設定、通信会社の対応状況などによって利用できない可能性があります。
その場合は、次に紹介する「個別の着信拒否」や「着信拒否設定と着信ID」を確認しましょう。
大事な電話を見逃さないために連絡先を登録する
知らない番号からの電話を鳴らさない設定を使う前に、よく使う相手は連絡先に登録しておきましょう。
登録しておきたい連絡先は以下です。
- 家族
- 友人
- 会社や仕事関係
- 病院
- 薬局
- 学校
- 役所
- 宅配業者
- 介護サービス
- よく使うお店やタクシー会社
特に高齢の親のiPhoneに設定する場合は、家族、病院、薬局、ケアマネジャー、介護サービスなどは先に登録しておくと安心です。
名前もわかりやすくしておきましょう。
たとえば、「山田病院」「いつもの薬局」「長男」「長女」「ケアマネ〇〇さん」のように登録しておくと、電話が来たときに判断しやすくなります。
しつこい番号を個別に着信拒否する方法
同じ番号から何度も迷惑電話がかかってくる場合は、その番号を個別に着信拒否できます。
電話アプリから着信拒否する手順は以下の通りです。
- 電話アプリを開く
- 履歴をタップ
- 着信拒否したい番号の横にある情報ボタンをタップ
- 下にスクロールする
- 発信者を着信拒否をタップする
着信拒否しても、相手に「拒否されました」と通知されることはありません。
しつこい営業電話や迷惑電話がある場合は、この方法で個別に拒否しておきましょう。
着信拒否した番号を確認・解除する方法
間違って大事な番号を着信拒否してしまった場合は、設定から確認できます。
手順は以下の通りです。
- 設定アプリを開く
- アプリをタップ
- 電話をタップ
- 着信拒否設定と着信IDをタップ
- 着信拒否中の連絡先を確認する
解除したい番号がある場合は、編集から削除できます。
高齢の親のiPhoneを家族が設定する場合は、あとから「病院から電話が来ない」「家族から電話がつながらない」とならないように、着信拒否リストも確認しておくと安心です。
迷惑電話の可能性がある着信を識別する設定
iPhoneでは、通信事業者や発信者識別アプリなどの情報を使って、着信を識別できる場合があります。
設定は以下から確認できます。
- 設定アプリを開く
- アプリをタップ
- 電話をタップ
- 着信拒否設定と着信IDをタップ
- 利用できる項目をオンにする
表示される項目は、契約している通信会社やインストールしているアプリによって変わります。
迷惑電話対策アプリや通信会社の迷惑電話対策サービスを使っている場合、この画面に項目が表示されることがあります。
何も表示されない場合は、利用できる発信者識別アプリやサービスが入っていない可能性があります。
通信会社の迷惑電話対策サービスも確認する
iPhone本体の設定だけでは不安な場合は、契約している通信会社の迷惑電話対策サービスも確認してみましょう。
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどでは、迷惑電話や危険な電話番号の警告、着信拒否、セキュリティ対策サービスを提供している場合があります。
たとえばドコモでは、「あんしんセキュリティ 詐欺対策プラス」のような迷惑電話・詐欺対策サービスも提供されています。
ただし、通信会社のサービスは有料の場合があります。
申し込む前に、月額料金、対応機種、使える機能、家族の契約状況を確認しましょう。
高齢の親のiPhoneに設定するときの注意点
高齢の親のiPhoneに「知らない番号を鳴らさない設定」を入れる場合は、少し注意が必要です。
迷惑電話を減らせる一方で、大事な電話にも気づきにくくなることがあるからです。
特に、以下のような電話は知らない番号として扱われる可能性があります。
- 初めてかかってくる病院からの電話
- 薬局からの確認電話
- 役所や自治体からの連絡
- 宅配業者からの電話
- 介護サービスからの電話
- 登録していない親戚や知人からの電話
親のiPhoneに設定するときは、いきなり「消音」にするよりも、まずは「通話の理由を尋ねる」が使えるか確認するのがおすすめです。
そのうえで、迷惑電話が多くて困っている場合は「消音」にする、という順番が安心です。
親に伝えておきたい迷惑電話のルール
設定だけでなく、親に伝えておくルールも大切です。
迷惑電話や詐欺電話は、不安をあおって急がせてくることがあります。
親には、次のように伝えておくとわかりやすいです。
- 知らない番号には無理に出なくていい
- お金の話が出たらすぐ切っていい
- 銀行口座や暗証番号は電話で言わない
- 認証コードは誰にも教えない
- 不安な電話が来たら家族に相談する
- 留守番電話に残っていない電話は急いで折り返さなくていい
特に大事なのは、「知らない番号に出なかったことを責めない」ことです。
家族が「なんで出なかったの?」と言ってしまうと、次から無理に出ようとしてしまうことがあります。
「知らない番号は出なくて大丈夫」
「大事な用件なら留守番電話やSMSが残ることが多い」
「不安なら家族に見せてね」
このくらいシンプルに伝えておくと安心です。
設定しても迷惑電話が完全になくなるわけではない
iPhoneの設定をしても、迷惑電話を完全にゼロにできるわけではありません。
番号を変えてかけてくる相手もいますし、本物の連絡と迷惑電話を完全に見分けるのは難しい場合があります。
そのため、設定とあわせて以下も意識しましょう。
- 知らない番号に折り返す前に番号を確認する
- 留守番電話の内容を聞いてから判断する
- お金や個人情報の話なら家族に相談する
- しつこい番号は着信拒否する
- 必要に応じて通信会社の対策サービスを使う
迷惑電話対策は、1つの設定だけで完璧にするものではありません。
「鳴らさない」「見分ける」「拒否する」「家族に相談する」を組み合わせるのが大切です。
まとめ:知らない番号は鳴らさない設定で落ち着いて対応しよう
iPhoneで知らない番号からの電話を鳴らしたくない場合は、「不明な発信者をスクリーニング」や「消音」の設定を確認しましょう。
iOS 26では、設定アプリから「アプリ」→「電話」→「不明な発信者をスクリーニング」と進み、「通話の理由を尋ねる」や「消音」を選べます。
しつこい番号は、電話アプリの履歴から個別に着信拒否できます。通信会社やアプリの迷惑電話識別機能が使える場合は、「着信拒否設定と着信ID」も確認しておくと安心です。
ただし、大事な電話を見逃さないために、家族、病院、薬局、仕事関係などの連絡先は先に登録しておきましょう。
高齢の親のiPhoneに設定する場合は、いきなり全部の知らない電話を消音するのではなく、生活に必要な連絡先を登録したうえで、家族と一緒に設定するのがおすすめです。


